薬学生から医学生、そして医師へ

薬学部から医学部に学士編入した医師によるブログ。初期研修医として日々研鑽中。実はチョコ屋さんでもあります。

北大の免疫学

f:id:medical-business:20190130211719j:plain

 

こんにちは!

書店で本を2冊買ってきてほっと一息ついているこうせいです

今回はこの2冊を買いました

乙武さんと落合さんのWEEKLY OCHIAIでの「身体をアップデートせよ」を見たあとだったのでこの組み合わせです(笑)

読み終わったら感想を書きます。

 

さて、今回はつい先日まで僕が北大で受けていた免疫学の講義について感想を書きます。

なんでそんなの書くの?って思われそうですが、この講義いろいろ面白いので紹介がてら書きます。

 

 

講義がほぼ全部英語

これは素晴らしいなあって思いました。

英語って普段なじみが無いからイメージで避けている部分が非常に大きいです。

そういう時は、半強制的に英語を使うしかない環境に身を置くのが一番です。

最初は全然わかんないですし、苦労もしますけど、一回留学したり研究室に通っていた

身からすると英語で勉強することの価値はとんでもないです。

 

まあ日本の人口が1億人で、世界の人口が70億人なので当然ですよね(笑)

 

僕は薬学部で一度免疫学は修めているので多少予備知識はありましたが、やはり英語でとなると、特に免疫学特有の英単語でつまづくことが多く、厳しいところも多々ありました。

が、本当に勉強になりました。

 

ただ、初めて免疫学を学ぶのにいきなり英語だった同期には、ちょっと同情します(笑)

ただ、英語で勉強した僕らが他の大学の学生よりはアドバンテージをもっているのは確かだなと思います。

   

スカイプでの遠隔授業

これもすごいなあって感心しました。

ICTの技術を大学の講義でここまで積極的に導入している先生は初めてです。

札幌にいながら、ハーバードメディカルスクールやマサチューセッツメディカルスクー

ルの教授の授業を聞くことができました。

「夜のアメリカと、午前中の日本を繋いで授業」なんてけっこう感動しました(笑)

 

ただ当然ですが、レジュメも講義も全部英語なので、そこそこちんぷんかんぷんでした(笑)

が、なんとか理解しようと努力したことはいい経験かなーっておもいます(笑)

 

そして、なんといってもリアルタイムで英語で質問できるというのはすごかったです。

将来は海外でMD,PhDとして活躍したと思っているのでこれもいい経験になりました。

あと、オンライン英会話レアジョブをやっていたことで、英語を話すことへのハードル

が下がっていたことを実感できたのも嬉しかったです!

 

 

臨床問題をグループで解くグループワーク

30コマほどの講義のうち、数回は臨床問題をグループで相談して解くという授業がありました。(もちろん問題は英語です)

友達とあーだこーだって話ながら問題解いてると、自分が理解していない事柄とか内容がけっこうあることに気づかされました。

将来働き始めたら、毎日こういうことの積み重ねなんだろうなと感じます。

 

いかに自分の考えを他者にわかりやすく伝えながら、他者の意見を咀嚼して自身に取り入れるか。

 

免疫学の内容以上に勉強になる時間でした。

 

 

CBT模擬試験、USMLE(アメリカ医師国家試験)模擬試験受験

CBTというのは、Computer Based Testingの略で医学生が臨床実習に出る前の試験で、これに合格しないと臨床実習を受けることができません。

薬学部でも実施されています。

通常CBTは、4年生の夏に受験するのですが、その免疫学分野を授業で模擬受験しました。

 

また、最終日にはUSMLE(United States Medical Licensing Examination)、いわゆるアメリカの医師国家試験の免疫学分野の模擬試験も受けました。

 

2年生という時期から、先のことを体験させるというのは非常に良い取り組みだと思います。

自分がいまどういった立ち位置にいるのか知ることができますし。

まあ僕はUSMLEの模擬試験の得点率24%と散々な結果でしたが(笑)

 

 

最後に

同期の中では

「英語なんて無理だ」

「普通に講義してくれ」

等々いろいろな声があるみたいです(笑)

まあ初めて免疫学を受けるみんなにとってはちょっとしんどいのもわかります。

 

ただ、大学という高等教育をする機関ではこういったスタイルの授業はどんどん増やしていってほしいです。

ちなみに僕が留学していたニュージーランドの大学では全部ディスカッション形式の授業でした。

 

いきなりガツンと変えるといろいろ反感もかうので、徐々に徐々にこういったスタイルの教育に変わっていくことを期待したいです。