先日、株式会社リバネスhttps://lne.st/のCEO丸さんにお会いし、ジンギスカンをご一緒させていただきました。
リバネスさんはMakers Universityのカリキュラムでもお世話になっている企業さんです。
リバネスは、出前実験授業や、大学の研究シーズを事業化するコンテストを行い、ユーグレナやジーンクエストなど多数の企業を生み出しているすごい企業です。
僕がリバネスに圧倒的な魅力を感じているのは、リバネスの出発点は理系の研究者集団であるということ。
そして、サイエンスコミュニケーターの育成と創業者の育成を目指すということ。
研究者の端くれでもある僕にとって、サイエンスを主軸に据えたリバネスさんの事業はとっても魅力的でした。
今回は、CEOの丸さんが北大で講義をするために来られたらしく(僕は丸さんの講義があるなんて情報知らなかったので聞けませんでした涙)、お食事だけお誘いいただいたのでご一緒させていただきました笑
まさか丸さんと一緒に食事ができるなんて。。。
感激です。
ジンギスカンを食べながらいろんなことをお聞きしました。
組織のリーダーとして1番大事にしていること
丸さんとお話しする中で、一番心に残ったのが下のツイートに書いてあることです。
「組織のリーダーとして1番大事にしていることは」という質問に対するリバネス丸さんの回答。
— 中村恒星/Food Tech (@kkkkosei777) 2019年6月18日
「感謝とテンション」
社員が何かやってくれたらまず「ありがとう」ということから始める。
上手くいかないときは「できるよ。なんとかなるよ。」と言ってから考える。
「組織のリーダーとして1番大事にしていることは何か?」
「社員が何かやってくれたら必ずありがとうと言うこと」
「事業がうまくいかないときは、できるよ。なんとかなるよ。って言ってから対策を考える。」
丸さんはそう答えられました。
社内の連絡でも、まずはありがとうから伝える。
絶対にできると言葉に出す。
これってできるようでなかなか難しいですよね。
意識しているときはできます。でも精神的にしんどいときに常にこれができるか。
けっこう人としての度量を試されているなと思います。
丸さんとは初めてお会いしましたが、あっけらかんとしていて豪快というイメージを受けましたが、やはり流石は一流企業の社長です。
すごく繊細に物事を分析しているなという言葉がふとした瞬間の端々から感じ取られました。
生きる意味とは
これは僕がよく考えることです
人の生きる意味。
丸さんにもぶつけてみました。
そしたら一瞬で返ってきた言葉がこれです。
「そんなん暇つぶしだよ。」
「人生なんてずーっと夏休みだよ。」
正直、飲んでいたサッポロビールを吹き出してしまいました。
人生は暇つぶし???笑
にっこにこしながらそう言う丸さんを目の前にして、なんというか、見えている世界の尺度のや物差しの圧倒的違いを感じました。
今まで出会ってきた何かを大きなことを成し遂げている方に共通しているのですが、生きることをすごくシンプルに捉えている。
「意味がない」「暇つぶし」「遊び」
言葉の表面だけ捉えると誤解も生まれそうな表現ですが、その人の人生のストーリーや経験などを知るとその言葉の意味の深さをまざまざと感じます。
圧倒的な視座を持つまで突き進めば僕ももっといろんなことが見えてくるのかな。
しかし、経営者の方に会うと圧倒的なスケールの差、持ってる物差しの差に愕然とするけど、いつの日か自分もこうなっていると考えるとワクワクする。
— 中村恒星/Food Tech (@kkkkosei777) 2019年6月18日
丸さん、貴重なお時間をありがとうございました!