最近
研究者と経営者って似てるなーって思います
研究者は大学の先生たちを想定しています
大学の先生たちは分野にもよると思いますが、実際自分で実験している人は少ないと思います
自分のいる薬学部のラボでは、実際に実験しているのは助教だけで
准教授と教授は1日中デスクワークをしている感じです
実際に手を動かすのはほぼ学生であり
どうやって学生をマネジメントするのかもひとつの重要なスキルだと思います
中には学生のやる気を引き出すのが絶望的に下手な先生もいるなっておもいます
いま話題の「多動力」には
人の時間をいかにうまく使うかが大事とありました
この文だけ読むとあまりいい感じにはとれません(笑)
ですが
人の一生には時間が限られていて、できることも限られています
そこで、いかに自分のビジョンに共鳴して
共に行動するひとを増やして
一緒に活動できるかが大事です
一緒に活動する人が5人いれば、同じ2時間の活動でも10時間分の活動量に匹敵します
研究の世界は1番じゃないと意味がない世界です
研究者にとってとれだけの人を自分の活動に巻き込めるかは
研究の世界で、トップ3に入るくらい大事な能力だなって思います
とある番組で落合陽一さんは
「落合チルドレンは50人くらいいて、50人で10個くらいのテーマを同時に走らせてる」
とおっしゃっていました
彼らが2時間ずつ動けば、落合さんが100時間動く分を2時間で消費できるわけですから
、人のマネジメント力はあったほうがいいなと思います
だからこそ、彼は研究者でありながら、経営者として会社経営も行えるんだと思います
また、人の時間をつかう
ということに関していえば
こちらも話題の本
革命のファンファーレで
西野亮廣さんは
あえて炎上しそうな極論をSNSなどで発信することで
ワイドショーにとりあげられ、勝手にコメンテーターがテレビで議論してくれて
自分はスタジオに行く時間を取られることなく、しかも無料で宣伝してもらえる
とおっしゃっていました
これもうまいなあと思います
テレビほど効果的な宣伝はないとおもいます
また西野さんは
アンチのツイートを徹底的にリツイートして宣伝に使わせてもらう
と書いていました
これはもしかしたら自分にもできそうだなあって思って読んでました(笑)
また以前紹介した
お金2.0では
時間がお金になる世界が来るかもしれないとありました
最近そういうことを考えていると
今こうしている時間もなにか自分にとって意味のあることに使わないともったいないなと思ったりします
大学1年とか、2年の時に
部活と講義だけじゃなくてもっと何か勉強しておけばよかったなと思いますし
今後はそう思わないように頑張る次第です