今日は同世代の起業家仲間と話をする機会がありました。
それなりの発表の場所だったので、みんな華やかだなあと思いました。
僕も含めて渾身のピッチをしたと思います。
ただ、ピッチ会場に到着するまで、到着してから、その後も常にパソコンを広げandewのリリースに向けて関係各所にメールを飛ばしていました。
まあ創業当初は、代表が1から全てやるのが普通で、それが組織として大きくなったときに価値を生むはずなので、僕がほぼ全ての業務を行っています。
華やかに見えるピッチと、地味な事務作業を同じ時間にこなしている自分を客観的にみて、めちゃくちゃおもろいなと感じました。
結局、起業家の仕事の99%は本当に地味です。
泥水すするようなこともしてます。
僕の場合はぐちゃぐちゃになった鯛焼きとかすすってました。(泥水じゃない)
それに耐えられない人とか、なんでもきれいにやろうとする人にはきっとできないんだろうと思います。
仲間もまだだれもいなくて、たったひとり、世間がなんだあいつおかしくなったか?と思われている時期を乗り越えたからこそ、熱量を持続させることができ、そこに人が集まり、ユーザーを笑顔にすることができるのだと思います。
最近は、テレビ北海道さん、NHK札幌さん、北海道新聞さん、北大生応援メディアJagaJagaさんなど、地上波から新聞、インタビューメディアなどたくさんの方から取材の機会をいただくことが増えてきました。
「なんだあいつ調子乗ってないか。」と思われてるかもしれませんが、メディアに出ている僕は、僕の生活のほんの一部であり、普段の仕事は本当に地味でコツコツと足で稼ぐような仕事ばかりです。
でも、僕が一番動かなければメンバーへの説明がつかないし、そういった姿勢に周りの人たちも共感してくれるのかなと思っています。
今、オフィスとして使わせていただいている13ラボさんも無償で場所を提供してくださっていて、これって本当に普通のことじゃないと思うんですよね。
本当に感謝です。
また、これからは、僕の華やかな部分が世の中にフォーカスされることが多くなることと思います。
それがメンバーの中での僕の仕事でもあります。
ただ、今以上にほんとに何も無かった頃から無償の愛を提供してくださっている方々のことは、仮に僕がどんなに偉くなったとしても忘れないようにしていきたい。
そして世の中の華やかに見える人たちも、見えないところでは地味で泥水すするようなことをしているんだということを忘れてはいけないと感じました。