今日は、筋・神経の再試験を受けてきました。
結果はぎりぎり合格。
僕は神経内科医にはなれないと悟りました。
さて、今日の内容ですが、先日とある取材を受けた時にインタビュアーの方がこんなことをおっしゃりました。
「何もない時に協力してくれる人を大事にしたいよね。」
と。
ハッとしましたね。
今の僕は正直何もない。
でも、少しづつ価値を生み出し始め、自分が何もない人間だということを少しづつ忘れてしまっているかもしれないと思った。
思えば、約8ヶ月前。
僕は、チョコレートにすら辿りつかず、ただコロッケやフライドチキンをぐちゃぐちゃにする生活をしていた。
文字通り僕には何もなかった。
紆余曲折を経て、チョコレートに落ち着いたわけだが、自分で製造する技術を持っていない。
その上、まだこのプロダクトが売れるかどうかもわからない。
そんな状況の中、試作までなら伴走してくれると、札幌市のSATURDAYS CHOCOLATEさんが手をあげて下さった、
本当に奇跡だった。
試作が完成したのが9月。
9月に一定数の方に食べていただき、そのリアクションが自分の想像以上に高評価だったので、販売に向けて動くことを決意した。
同時に株式会社として始動することを決めた。
そこから3ヶ月。
MAKERSのデモデイや、慶應医学部のビジコン、キャンパスベンチャーグランプリなどで高評価をいただき、さらに取材などの声がかかるにつれて、自分の足元が見えなくなりかけた時も多々あった。
自信と慢心の違いを大きく感じた。
これに関しては別の機会に記事にしようと思う。
今の僕にはまだ何もない。
その事実をしっかりと認識し、今の僕に無償で協力してくださる方々に感謝の気持ちを忘れずに走りたい。
今日のひとこと
非常に共感。
— 中村恒星 / SpinLife (@kkkkosei777) 2019年12月15日
テクノロジーは重要だが医療の中で特に患者さんというひとりの「ひと」の心を深く掘り下げないうちからテクノロジーを持ち出すのは感心しない
テクノロジーを使えばいかにも令和っぽくかっこいいが自己満に過ぎないか今一度考えたい
「ひと」が求めてるものは何か https://t.co/UeNJrOnCWT