薬学生から医学生、そして医師へ

薬学部から医学部に学士編入した医師によるブログ。初期研修医として日々研鑽中。実はチョコ屋さんでもあります。

生化学・分子生物学演習

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こんにちは!

今日は僕が学士編入を受けるときに使っていた生命科学の参考書をひとつ紹介します。

今も知識の補填用に使っている一冊です。

大学院入試にも対応している参考書なので非常に詳細に書いてあります。

 

その本はこちら

 

 

https://www.amazon.co.jp/生化学・分子生物学演習-猪飼-篤/dp/4807907298

 

 

 

こちらの本、論述問題から穴埋め問題まで網羅されておりタンパク質や遺伝子、分子の名前を覚えるのに非常に重宝しました。

免疫学や、ノックアウトマウスの実験手技の問題まできっちり載っていました。

 

例えばシグナル伝達経路

Essentialなどの教科書だと分子の名前やどのタンパク質がリン酸化されてなど一字一句書いてありますよね

 

でも僕は、それを読んでいても覚えれねえ。。。ってことに気付きます。

そこで穴埋めとかになっている問題集とかないかな~ってずっと探していたのですがなかなか無いんですよね

 

あったとしても高校生物の内容に毛が生えたみたいな内容の参考書しか見つけることができないでいました。

ようやく見つけたのがこの一冊でした。

この参考書は、大学院入試レベルの内容が効率よく覚えることができるような問題構成になっています。

自分は入試まで時間が余っていた方なので、何が出題されるかわからない学士編入においてこれを解いておくことは、確実にアドバンテージになると踏んでいました。

   

医学部学士編入に特化した話をすると、この問題集は、カルスの生命科学の実戦シリーズと同等、もしくはそれ以上の難易度の問題が収録されています。

受ける大学によってはオーバーワークになることもあるかもしれませんが、大阪大学や名古屋大学を受験する方にとってはちょうどいいのではないでしょうか。

 

僕は、各大学の過去問を分析して入試に出題されているけれど、カルスの問題集から漏れてしまっている範囲の対策に主に用いました。

 

同じシリーズの有機化学版の問題集もありました。

こちらも大学院入試用の問題集のようですね。

僕は、薬学部で有機化学を専攻していたのでほぼ使ってないですが(笑)

 

 

 

医学部の学士編入にとどまらず、これらの参考書を通して得た知識は、今の医学部生活や研究生活にも活きています。

今もひまなときにぱらぱらと読んでます。

 

値段そこまで高くないので手元に一冊あると便利な本だと思います。

気になった方はぜひ本屋で手に取ってみてください!!!