めっちゃ大事なこといいます。
僕もね、ほんとに最初はチョコレートがやりたいことかどうかなんてわかんなかったです。
— 中村恒星 / SpinLife Inc. CEO (@kkkkosei777) 2020年4月30日
でもね、わかんないけどとりあえずやってみると、やりたいことに少しずつ変わっていくこともあるんですよね。
とりあえずやってみて、間違えてたら、あ、そうだったんだ。でいいじゃない。
これってやりたいことなのかなそうじゃないのかなって1ヶ月悩んで動かないくらいだったら、とりあえずやりたいことだと思い込んで1ヶ月やってみて、1ヶ月後に判断したらいいと思うんだ。
— 中村恒星 / SpinLife Inc. CEO (@kkkkosei777) 2020年5月1日
その1ヶ月でいろんな人と出会って、学んで成長するよ。
頭のなかで止まってたら成長はない。
以上。
どう思いましたか?
これってめっちゃ難しいとおもうんですよね。
新しいことを始めるならやりたいことでやるべきです。
でも、ビジョナリーな人なほど具体策に落とし込めていないことが多い。
大きいビジョンを描く人ほど具体策に落とし込むとやってることが小さく見えてしまうんですよね。
僕も過去はそうでした。
「医療の世界を100年進めたい」
そう思っても、自分の資金、スキルではできることは限られている。
でかいビジョンと限られた現実をうまく見極めた結果今のチョコレートの事業に落とし込まれています。
周りの人からしたらただチョコレートを作って売っているだけに見えているでしょう。
それで大丈夫です。
実際今やっていることはそれだけだから。
でもチームメンバーには、もっと深い深い話を伝えています。
最初から受け入れることができたわけではない
でも最初から僕もチョコレートの事業を受け入れることができたわけではありません。
「医療の世界を100年進める」
そのためにはでっかいことをしなければいけない。
AI、データ、アプリ。。。そんないまどきなかっこいい言葉に走ったこともありました。
でも、今の自分のスキルとのギャップがありすぎました。
その上、今の自分には人を惹きつける魅力があるわけでもない。
そう思ったときに、なんでもいいから何か自分の中で、これをセロイチでやってきたという自信が必要だと思いました。
そして、何かを成し遂げた人のところへ人は集まってくるもの。
だから、何かを成し遂げた先で、また新しい何かを始めようと思ったとき、そこにはたくさんの協力者がいてくれるのではないか。
確かに打算的といえば打算的でしょう。
でも、「医療の世界を100年進める」という最終的なビジョンを達成するためには、何が必要で、どういうステップを踏むべきなのか、悩みに悩んだ上での僕の今の答えです。
そして、やってみてチョコレートと医療のかけあわせめっちゃ楽しいじゃん。って気づいて、こうやって全力で毎日走れているわけです。
失敗してもいい、まず一ヶ月やってみる
僕はとにかくこれを伝えたいです。
みんな自分のやりたいことはなんだろうと考え過ぎている。
百発百中を狙ってはダメです。
僕もこのチョコレートの事業に落ち着くまでに4つほど事業を潰してきました。
やってみて、ん?違うな?と違和感を感じたから、やめることができました。
この「やってみて」が一番大事です。
人間、頭であーだこーだ考えててもやりたいことなのかどうかなんてわかんないです。どんなにかっこいい事業だって、最初は地味な営業や開発からスタートするものです。
そこで嫌になってしまうならやめたほうがいい。
そんなんで人を巻き込んだら人を不幸にする。
その判断基準として一ヶ月という時間は適切です。
一ヶ月あれば結構事業を進めることができます。
プロトを作るには十分な時間でしょう。
この一ヶ月をやらずに悩んでいる人がいるのであれば、一ヶ月やってみたらいい。
頭の中で悩んでいる一ヶ月より、よっぽど価値があります。
これが今の僕の答えです。