【この事実をもっと多くの人に知ってほしい】
— 中村恒星 / SpinLife Inc. CEO (@kkkkosei777) 2020年1月29日
カカオバターは高価なため、実は市販のチョコレートには僅かしか使用されず、原価の安い植物油脂などの体に害のあるとされるトランス脂肪酸たっぷりの人工油脂で代用されています。
だ・か・らコンビニのチョコは安いんですよ!
今日はチョコレートに関して書きます。
冒頭に載せたTwitterの内容。事実です。
お時間あれば試しにみなさん、コンビニのチョコレートの原材料表示みてみてください。
おそらく「植物油脂」と書いてあるはずです。
植物油脂は非常に安価な油脂であり、チョコレートの製造を容易にする裏カード的な存在です。
ただ、難点は「トランス脂肪酸」という脂肪酸が含まれている可能性が高いということ。
ざっくりいうとトランス脂肪酸は、人工の油脂の中に多く含まれており、心疾患や動脈硬化などの疾患のリスクを増加させると言われています。
よくある例だと、マーガリンですね。
マーガリンは、バターが高級で食べることができない人たちが生み出した、人工のバターっぽくした脂です。
マーガリンは安い代わりにトランス脂肪酸ぎっちりなので、身体に悪いです。
結局世の中は、安いと品質はトレードオフなので、マーガリンは安く美味しさを届けたという面では評価できますが、健康という面では評価できない部分があります。
チョコレートにおいてもそうです。
チョコレートは脂質が多い。とよく言われます。
しかし、その脂質をバターとマーガリンの例のように脂質の質(いいにくいw)の議論をしなくてはいけません。
コンビニの安いチョコに入っている脂質は、植物油脂も含まれます。
しかし、手作りのチョコレート屋さんが作っているチョコレートはほとんどのお店が、カカオバターの油脂のみです。
つまり、バターとマーガリン論でいうところのバターの方。
カカオバターは、身体に良いとされる成分がたくさん含まれています。
でもトレードオフとして価格が高い。
僕が手掛けているチョコレートブランドのandewもカカオバターのみです。
人工的な油脂は一切入れていません。
だからこそ、コンビニのチョコに比べたら価格は高いです。
僕に限らず、手作りでチョコレートを製造されている多くの方は、油脂にもこだわっているということを知った上で価格を見てもらえたら嬉しいです。
本当に良いものは値段がする。
今日、六本木のセレクトショップに行ってそう感じました。
(六本木ほんとに高くて焦った)