だいぶ雪が積もってきて寒さも増してきた北海道からこんにちは!
僕は最近チョコレートに関して猛烈に調べています。
自分の作っているチョコレートの立ち位置を明確にするために徹底的に各チョコレートメーカーの戦略を研究。
その中でもロイズ、六花亭、石屋製菓の北海道三銃士がおもしろかったのでご紹介します。
北海道の価値
ロイズ、六花亭、石屋製菓
3社とも新千歳空港や札幌駅ではこれでもかといたるところでみるお菓子メーカーさんです。
ロイズさんはなんといっても生チョコでしょう。
北海道から東京などに行く時大切な人へのお土産として僕もよく買っていきます。
北海道の人からしたらこれを買っていけば間違いないだろうという謎の安心感が半端ない一品です。
六花亭さんといえば、僕の中ではこのフリーズドライのいちごが入ったチョコレートですね!
これまじでいちごの酸味と甘みがチョコレートとマッチしてめっちゃくちゃうまいんですよね!
この商品は常温でもOKなので飛行機でもっていくときや夏場でもそこまで気をつかわなくていいのもありがたいところ。
そして石屋製菓さん
白い恋人。
この言葉だけでもうわかりますよね
定番中の定番です!僕は定番すぎて逆に買わないですが笑
でも長年愛されているの理由は食べたらすぐわかるほどおいしいですよね。
この3社。マーケティングやブランディングを調べるとひとつ大きな共通点がありました。
それは北海道ブランドを非常に重視していること。
確かに僕も北大に来る前は、北海道というと
こんな大草原や
こんなお花畑や
こんな雪景色のイメージが強かったです。
要するに本州の人間からしたら異世界なんですよね。リゾート地みたいな。
憧れみたいなのがあるんですよね。
その北海道ブランドを非常に大事にしていました。
あえて北海道でしか売らない。
ロイズ、六花亭、石屋製菓さん。
3社とも人気があり引っ張りだこの企業さんです。
当然、販路拡大を考えるわけです。東京で売らないかという声が3社ともかかった経験があるようですが、3社とも
北海道でしか買えない。
という限定をつけることでブランド価値を高める選択をしていました。
今でこそECが一般化したので本当に北海道でしか買えないかといわれたらそうではないですが、ECが一般化する前は強烈なブランドを生む制約だったと思います。
たぶん、東京で売らないかという声がかかったときに素直に東京で売っていれば大きな利益を得ることができたと思います。
しかし、この3社はそれをしなかった。
だからこそ、今でもここまで愛される企業さんになっているのだと思います。
プロダクトが語る物語
僕が作っているチョコレートには医療という文脈が組み込まれています。
その文脈を最大限輝かせるためにはどういった磨き方をすべきなのか。
頭を悩ませる時もたくさんあります。
僕の発言、行動がこのプロダクトの価値を上げることも下げることもできてしまう。
最初にandewを作るときに、「この人たちを笑顔にしたい」と思った気持ちを大事に今後市場に出していこうと思います。
クラウドファンディングの準備も80%くらい完了し、世の中に出す時が近づいてきました。
半分の期待と半分の不安と。
0➡︎1を作ることのワクワクを感じながら今日も寝ます。
おやすみなさい。
今日のひとこと
AとBの選択肢があって、Bを選んで失敗して『ああAを選べばよかった』ってことは何度もあるけど、Bを選んだおかげでCやDの見方をできることもある。
— 中村恒星 / SpinLife (@kkkkosei777) 2019年11月20日
Aの世界を選んだパラレルワールドも見たいけど、いかにCやD,E,F,Gをたくさん見つけられるかが勝負かなと思うわけです。