薬学生から医学生、そして医師へ

薬学部から医学部に学士編入した医師によるブログ。初期研修医として日々研鑽中。実はチョコ屋さんでもあります。

病理の勉強で便利なサイト発見!

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こんにちは

病理学の実習を終えてきたこうせいです

今日、顕微鏡で組織切片の染色像を見ながら、どれが腫瘍かな〜。どれが炎症巣かな〜。なんて友達と喋りながらやっていたら、病理実習で使える最強のサイト見つけちゃいました。

 

pathology.or.jp

http://pathology.or.jp/corepictures2010/info/sitemap.html

 

このサイトです。

その名も「病理コア画像」

僕は初めて見ましたが、このサイト有名なんですかね?笑

 こんな感じで各臓器別に疾患が分かれており、特定の疾患を選択すると、

 

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こんな感じで、HEをはじめとする各種染色像が出てきます。 

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また、右上のガイドってところをクリックすると、画像下の説明がここのことだよ〜ってことを矢印で教えてくれます。

これは初学者にはうれしい!

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画像の中に矢印で示してくれる

なかなか染色像を見て、病巣を判断するのは初学者には厳しいところもあるので本当にありがたいシステムです。

 



   

近年、バーチャルスライドといって、パソコン上で組織切片の画像をみて「はい、実習終了」って大学も多いみたいです。

僕の通っている北海道大学は、ひとりに一台顕微鏡が割り当てられ、組織切片も配布されます。

そのため、拡大率や見たい場所を自力で探さないといけないので、めちゃめちゃ苦労してます。

(まあろくに予習していない僕が悪いんですけど笑)

でも、自分の手で顕微鏡を使っての実習は勉強になるな〜といつも感じています。

 

でも

ぶっちゃけいきなり、赤と紫の画像見せられて

「ここに正常とは異なる異形がありますね〜」

なんて言われても

「どこやねん」

ってなります笑

いっつもそうです笑

そんな時、矢印で見るべき場所を示してくれるこのサイトのシステムは本当に重宝していますね!

 

また、無料で使えるのも嬉しい。

僕も教科書とか本当は欲しいんですけどね。なんにせよお金がないから買えないんです。笑

そんな学生にとってはまたとない教材ではないでしょうか。

 

今後も実習は続きますし、期末試験や中間試験の時期に入ってくるので、積極的に活用していこうと思います!

 

pathology.or.jp