今日は、チョコレートの試作の材料を渡しにSATURDAYS CHOCOLATEさんにお伺いしてきました!
夕方に原材料お渡ししてきました!
— 中村恒星/医学生チャンネル代表 (@kkkkosei777) 2019年5月6日
2週間で出来上がるとのこと!
楽しみです! https://t.co/HuCutYK4lX
材料をお渡しするとき工房担当の方といろいろとお話をしました。
コンセプトを固める
チョコレートの話をしていくうちに、SATURDAYS CHOCOLATEの今までの話などをお聞きしました。
SATURDAYSさんがやってらっしゃるのは、Bean to Barというカカオ豆を焼くところから自分たちの手でやる手の込んだチョコレート作りです。
SATURDAYSさんが札幌で事業を始めた頃、東京にようやくBean to Barという概念が入り始めたころで当然札幌では全く浸透していませんでした。
(デパートの大丸さんで新規事業を考えるプログラムに参加していた時に教えてもらったのですが、東京と札幌では流行に約3年のタイムラグがあるそうです。東京で今流行っているものを札幌に持ち込んでも流行らない。東京で3年前に流行ったものを札幌に持ち込むと流行る。と笑)
そういった状況の中で、札幌でBean to Barのチョコレート専門店を開くことは相当な勇気があったことと思います。
でも、Bean to Barというコンセプトを貫き通したことが今のSATUDAYSさんの盛況っぷりに繋がっているのかな。
札幌にもいろいろおしゃれなカフェなどはたくさんあります。
でも、何かを売りにしていたはずなのに、気づかぬうちにいろいろなことに手を出してしまい、結局何をコンセプトにしていたのかわからなくなってしまう。
結果としてユーザーに何が特長なのか伝わらなくなっていしまい、結果売れない。
そんなことも往々にしてあるそうです。
自分も出発点は、表皮水疱症の患者さんのためというコンセプトはいつまでも忘れずにいることが大切だなと感じました。
半歩先を読む
以前参加したスタートアップの集まりで、とあるスタートアップの代表取締役が
「成功するには半歩先を読むこと」
とおっしゃっていました。
これ、けっこう難しくて、一歩先だと最先端すぎて多くのユーザーには受け入れてもらうことができません。
だから、半歩先が重要なんですよね。
SATURDAYSさんもこの「半歩先を読む」ということを体現されているのかなと感んじました。
(もしかしたら東京の「今」が札幌の「半歩先」なのかもしれませんね笑)
自分の場合も、半歩先はどこなのか。これは常に問いかけていきたいです。
というか常に問いかけていきます。
チョコレートの試作ですが、5/25,26までには仕上がるとのことです。
専門家でないとなかなかチョコレートに組み込むのが難しい材料もお渡ししてしまいましたが、いろいろと試していただけるとのことです。
僕の力だけではどうにもできないことをこうやって協力してくださる方がいらっしゃることは本当にありがたいことです。
できあがったら早速患者さんに食べていただこうと思っているので楽しみに待っていようと思います。
さて、新しい補助金の申請でもしますか!