こんにちは
MakersのFinal bootcampに来ているこうせいです。
昨日から、4月から半年間僕らとともにビジョンの実現に向けて走っていただけるメン
ターの方々の紹介が始まりました。
ただ、今猛烈に悩んでいます。
今日の記事はまったくまとまりのない記事になるかもしれませんがご了承ください。
とにかく思ったこと、感じていることを書きます。
昨日からたくさんの起業家の方々のお話を聞いています。
日本を代表する起業家の方々のお話を聞けることは本当にありがたいことです。
毎日毎日勉強になる日々です。
ただ、その日々の中で僕は今日大きな目の前に立ちはだかっている大きな壁に気づいていしまいました。
それは、数名の起業家の方々が共通して言われているこの言葉がきっかけです。
「本当にこの事業を一生やっていく覚悟はあるのか?」
たぶん、自分の体裁を考えたら、「はい、そうです」と言うのでしょう。
でも、それは自分に嘘をついてる。
それを理解している自分もいることはわかっています。
もちろん、僕がここ1年間一貫して言っている
「難病患者さんのQOLを変え、選択肢を増やす」
というビジョンには少しの迷いもありませんし、
「このビジョンを一生をかけて実現したいか」
という問いがあれば、一瞬で自信を持って「はい」と答えることができます。
ただ、「このビジョン」ではなく、「この事業」という話になるとまた別。
今の自分の立場、経験、スキルセット、お金などいろんなものを総合的に考えて判断し
た時に、今の事業アプローチなら実現できそうというスタンスで今は取り組んでいます。
もちろん、この事業自体も、大きな社会的意義はありますし僕のサービスを待っている患者さんがいらっしゃるのも紛れもない事実です。
ただ、僕には他にもやりたいアプローチがたくさんあります。
だけど、そんなスタンスで事業に取り組んでいる自分がほんとに嫌いになってきました。
言語化するのは難しいですが、何か自分に嘘をついてやっているような気がしてなりません。
社会的意義と今の自分の現状という名の下に、本当の自分を押し殺しているような感覚。
もちろん、「考えすぎだよ。」「まずやってみればいいじゃないか。」
そういう声もあるでしょう。
でも、僕には困っている患者さんの顔が見えている分、中途半端な意思決定は絶対にできません。
エンターテイメントの事業をしたいわけではない。今、何不自由なく生活している人の生活をより豊かにするための事業をしたいわけではない。
これならなんとなく実現できそうだからまずやってみよう。
このスタンスでいいのでしょうか。
ただ、ひとつ言っておきたいのはビジョンはぶれていません。
話は変わりますが、僕が起業しよう、事業を起こそうと思ったのも、1年前に自己否定をされたような体験があり、「自分を変えたい」
そんな思いがあったから。
正直、僕自身それも不純なきっかけだと思っています。
事業をすることでもっと立派な自分になれるかもしれない。周りに認められるかもしれない。
承認欲求の塊です。
正直、最初の動機はほんとに最低レベルの内容です。
ぶっちゃけこれを言うと、お前やめたほうがいいよって言われそうでずっと隠してきました。
でも、最初がどうであれ、動き続ける中で課題が見えてきて、やるべきことがわかってきました。
そんな過程を経ての起業に向けて動いている自分がいます。
こんな僕どうなんでしょうか。
不安しかありません。
いろいろ恥ずかしいですが、将来の自分のためにここに書き留めておきます。
そしてもうひとつの悩み。
自分が医師になるということ。
周りにはその事業に生活をかけていたり、全てを投げ出してやっている人もいます。
僕は、医学部を卒業して、医師免許を取得してという、まあ社会一般からみたら安定した人生でしょう。
(実際は医療現場はお先真っ暗だと思っていますが。)
そんな後ろ盾があるような状態で事業に臨んでいることになにか後ろめたさを感じてしまっています。
本気度が足りないんじゃないか。結局兼業だろ。みたいに思われるんじゃないだろうか。
もちろんこれは考え方次第ですが、今の自分はすこしそう思っちゃっています。
これも将来の自分のために残しておきます。
Makersは本当に素晴らしいコミュニティーで、悩みも不安も打ち明けられる素敵な場所です。
でも、自分を綺麗にみせなかきゃいけない。事業をやる動機も美しいものでなくてはいけない。
そう感じている自分もいます。
僕なんか、自己否定されたような気持ちを感じた結果、自分を変えて周りを見返したい。すげえって言われたい。
そんな低レベルな動機です。
めちゃくちゃ恥ずかしいですし、できれば隠しておきたかったですが、もう自分に嘘をつくことに限界を感じ始めたのでここに記しておきます。
全くまとまりのない文章になってしまい申し訳ありません。
でもここは絶対に乗り越えなければいけない壁なので、もがき苦しみ悩み続けます。